「ボードゲームデザイナーさんがやってくる!かぶけんさんとあそぼう!」
— LITTLE FOREST (@littleforest_tw) 2018年3月1日
3月10日(土)13〜16時
参加費1,000円
かぶけんさん(ゲームNOWA)のトーク&ゲーム会を行います。
ファンの方はもちろん、ゲーム製作に興味がある方にも楽しんでいただけるイベントです♪https://t.co/jq0Q4Si72s pic.twitter.com/pnPEc8BUsC
この日は最終の打ち合わせを兼ねて、開始30分前くらいにお店に到着しました。
既に軽く昼御飯は済ませてはいたものの、オーナーのユキエさんが、良ければどうぞと出して下さった、お店の近くにあるという「まん福ベーカリー」のコーヒーベーグルとカツサンド(こちらは帰宅後に頂きました)がめちゃくちゃ美味しく、入れて頂いたハーブティーも最高でした。
今回はトークショーの撮影もして頂けるということで、音声やカメラワークのチェックをスタッフの方の指示のもと、司会役の上葉さんとちょっとしたやり取りの練習。
その後、参加者がある程度揃うまでの間、何か遊びましょうということで、6人まで対応できる「アニマルズ」を6人で遊びました。
【アニマルズ】
トランプの大富豪をベースに、数字の1-6(各3枚)×3色+混色の1-6(各1枚)の計60枚で構成されたカードゲームです。
特徴としては、
・誰かが手札を出し切れば終了
・カードの色にも強さ(赤>黄>青)があり、数字が同じなら色で判定
(例)黄4<青5<赤5
・複数枚出す場合、必ず「同色」であること
・「2」と「4」の1/3枚が「+カード」(計6枚)
例えばこのカードを使う場合、「4」と「+4」なら4の2枚組、もしくは「8」として出せます。
・「1」(計10枚)が全て「ストップカード」
例えば、直前に出されたカードが「6」または、「66」や「456」のように、「6」がその手役を構成する1番強いカードである場合に限り、「1」または「1」を含めた手役によって場を流すことが出来ます。
・自分の手番で手札を出せない、または出したくない場合、ゲームから一旦抜け、新しい場が始まるまで手番はまわって来ません。
・混色(カメレオン)カードは、場に何もカードがない場合は青よりも弱いカード、直前のカードの上や、他のカードと複数枚で出す場合はその色になります。
・誰かが手札を出し切ると、残りの人の手札の残り枚数の合計(1枚1点)が出し切った人の得点になります(但し、1、+カード、カメレオンカードは1枚につき3点)
今回は2ゲーム行い、1ゲーム目は学校の先生をされている方が後半一気に手札を出し切り大量得点。2ゲーム目は接戦の末、ボードゲーマーの方が勝利。
殆どの方が初プレイだったのですが、大いに盛り上がりました。
最後に「夢の手札」を説明させて頂きました。
ごいたでいうと、「王玉香香香香」みたいなものでほぼ勝利できますw
この後参加者が全員が揃ったところで、トークショーが始まりました。
司会のウエハさんからの質疑応答という形式で、
・最初にハマったボードゲーム
・尊敬するゲームデザイナー
・ゲームのアイデアについて
・ゲーム製作での苦労
・最新情報
等、他にも色々な質問がありましたが、最近、度忘れが多く、上記の内容に誤りがあればすみませんw
1番尺が長引いてしまったのは、「最初にハマったボードゲーム」で、これは私のブログでも記事にしたことのあるファイブシーというゲームで、めちゃくちゃ熱く語ってしまいました。
【お詫び】
トークショーでお話した「三忍者」はファイブシー→ネラッタ・ナランダ→三忍者という経緯で作ったゲームでした。
「尊敬するゲームデザイナー」はライナー・クニツィア先生で、日本のゲームデザイナーでは、カナイセイジさん、オインクゲームズの佐々木隼さん、l was gameの上杉真人さん等。
またトーク中、コプラスや戦国ドミノのコンポーネントの説明や製作秘話の箇所は結構ウケましたw
予定時間をかなりオーバーしてしまった、自身初のトークショーでしたが、ウエハさんの進行のおかげで何とか無事に終えることが出来ました。
トークショーの後は既に用意して頂いているハーブティーとお菓子をつまみながら、前半は私の作品で遊んで頂きました。
【コプラス】
約1年半に渡って試作を繰り返し、パブリッシャー(数寄ゲームズ)様から出版して頂いた、「コ」と「+」という2種類のアクリル製のタイルを、盤面にある目(=宇宙生命体「コプラス」の光源)に配置して得点を競うタイル配置ゲームです。
・手番では「コ」と「+」を交互に配置します
・「9点」を超える場所へ配置出来きません
・手番で自分の得点が「20」「40」「60」のいずれかぴったりなら「連続手番」を得ます
こちらはゲムマでブースを手伝って下さっているかえでさんの勝利。
■コプラスの詳しい内容はこちら
【戦国ドミノ】
オリジナル1位は『戦国ドミノ』、2位『ホシアツメ』、3位『リトルタウンビルダーズ』 / “【結果発表】2017秋 新作評価アンケート | 運営からのお知らせ | ゲームマーケット” https://t.co/YgUQ6S4UzT
— TableGamesintheWorld (@hourei) 2018年1月18日
昨年秋のゲームマーケット(ゲムマ)の新作評価アンケートにて「国産ゲーム第1位」という、有り難い評価を頂いた、有名な戦国武将が率いる4勢力による城獲りがテーマの、競り×バッティングをメインシステムとしたタイル配置ゲームです。
戦国ドミノでは計8名の方に2卓に分かれて楽しんで頂きました。
全員初プレイ4人戦。学校の先生、小学5年生、MTGプレイヤー、ボードゲーマー。最速で城2つ獲りの謙信に軍配。戦場二では小学生の信長が「3.3.2.1」の「2」で城獲りかと思いきや、捨身の総大将謙信(0.5/0.5)で「3.3.3.1」。狙い通りだったとか。お見事‼︎#戦国ドミノ pic.twitter.com/2SuDyF8g1u
— ゲームNOWA@ゲムマ大阪 A17 合同 (@KABU_KEN65) 2018年3月11日
こちらの卓ではMTGプレイヤーの方が勝利し、その後の感想戦でも盛り上がり、イベント終了後には販売用の戦国ドミノを購入して下さった方もおられました。
戦国ドミノの詳しい内容についてはこちら
少し脱線しますが、学校の先生をされているPさんが、以前からカードヒーローにハマっており、ファンサイト経由で「かぶけん」という名前を知ったそうで、お互い今回初めてお会いしたのですが、「まさかあのかぶけんさんだったとは!」と驚かれ、またこの後の打ち上げでは、「かぶきけんいち」が本名でなかったことを私から知らさせて何故かショックを受けられていましたw
それと私にはゲムマが大阪で開催されるまで、内輪だけでカードヒーローを初め、色々二次創作をしていた黒歴史もここで告白w
【ワードミノ】(次回作のテストプレイ)
現在鋭意製作中の、約100枚のドミノ型タイル(上下に2つのひらがな)を使ったワードゲームで、海外では「スクラブル 」のような、国内では「もじぴったん」のようなジャンルになります。
大まかなルールは、
・基本、手番で場に出せるタイルは1枚のみ
・場に出す場合、そのタイルに描かれている文字の一部を、場にあるタイルの文字にくっ付けることによって、「3文字以上」の言葉(名詞)になっていること
・その言葉は上下左右、どの方向から読んでもOK
で、別々の方向から読んで違う言葉が出来ると得点が高くなります
得点等は付けずにリアルタイムで遊ぶ場合は未だしも、得点を付けるなら4人くらいが限界だと思っていたのですが、今回のテストプレイでは、ちょっとしたルール変更で「11人」でも遊べることが分かりましたw
中々10人以上で遊ぶ機会がないため、今回ここまでの大人数で遊んで頂けたことは、まだまだブラッシュアップする余地もあり、将来きっと良い作品になる予感がします。
プレイ中のたわいのない会話が1番楽しかったりする☆彡#ワードミノ #鋭意製作中 pic.twitter.com/Mt1RJnPdq6
— ゲームNOWA@ゲムマ大阪 A17 合同 (@KABU_KEN65) 2018年3月10日
虫好きマンw#ワードミノ #鋭意製作中 pic.twitter.com/fQkvNgrFsy
— ゲームNOWA@ゲムマ大阪 A17 合同 (@KABU_KEN65) 2018年3月10日
後半は私のお気に入りゲームを大人数で遊びました。
【ボブジテン】
【ボブジテンその2】
今、売れに売れているカードゲームで、今後も幅広い年齢層で遊び続けられていく作品だと思います。
お題となるカタカナ語を日本語だけで伝えるというコンセプトが抜群に良いです‼︎
プレイヤーがどう表現するか、また1人1答が緊張感を呼び、得点周りが良く練られているので、和気藹々と楽しめる上、しっかりゲームをした感も味わえます。
ボブジテン
北浜のLITTLE FORESTさんゲーム会
— ゲームNOWA@ゲムマ大阪 A17 合同 (@KABU_KEN65) 2018年3月10日
「出題者、なんとか踏ん張る!」#ボブジテン pic.twitter.com/pyEdxwuRj3
【パクッとプリッと】
12種類の動物カード×2枚とそれぞれの動物に対応するお題(エサ)カード×2枚、そこにうんちカードという、ペナルティ的なカードを加えて遊ぶ、神経衰弱ゲームです。
クオリティの高い、美しく可愛らしい動物やその動物が好むエサ、その動物がする「うんち」が知育にもなり、ちびっ子から大人まで楽しめる作品になっています。
場札が中々減らない神経衰弱。
通常の神経衰弱はペアにする度に裏向きの場札は減っていくのですが、このゲームではお題のエサカードに対し、手番に場札となる裏向きの動物カードを1枚だけ表向きにします。
そしてそのお題に対応する動物カードを表向きに出来たら、エサカードとその動物カードを取り、動物カードがあった場所にうんちカードが裏向きで補充されます。
そうなんですw
うんちカード=地雷で、誤ってうんちカードを表向きにしてしまうと、ペナルティとしてマイナス点換算されてしまうのです。
この秀逸なアイデアにより、通常の神経衰弱では味わえない楽しさを体感出来るオススメ作品です。
パクッとプリッと
北浜のLITTLE FORESTさんゲーム会
— ゲームNOWA@ゲムマ大阪 A17 合同 (@KABU_KEN65) 2018年3月12日
「よい大人がうんちまみれw」#パクッとプリッと pic.twitter.com/B2ZwQbYCx3
イベント終了後は参加者の半数以上で近くのお店で打ち上げ。
ゲムマの準備や今進行中の案件で、あまり告知出来なかったにもかかわらず、総勢10数名の方々にお越し頂けたことを本当に嬉しく思っています。
一身上の都合により、昨年の秋に20年勤めた職場を辞めてしまい、もう既に失業期間が半年を過ぎました。
家族を持つ身でありながら、年齢的にも想像以上に転職が困難で、このまま一体どうなってしまうのか。
常に不安がつきまとう日々の中で、今回このようなイベントを企画して下さった、LITTLE FOREST 様。
微力ではありますが、今のボードゲーム界に少しでも貢献出来れば幸いです。
この場をお借りしまして、本イベントを企画して頂いた、LITTLE FOREST様、撮影して下さったヒカゲ様、ゲーム説明のお手伝い下さったかえでさん、パクッとプリッとの作者、さかしんさん、ご参加下さった皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
またこのようなイベントをさせて頂けるように、これからも精進を重ねていきます。