創作ゲームサークル、ゲームNOWAの対戦型タイルゲーム『OSU』のルールに不備があり、第2版として改訂いたしました。
対戦型タイルゲーム『OSU』説明書-第2版対戦型タイルゲーム『OSU』二人用説明書-第2版《ルールの補足、及び変更箇所》 【タイルの勝敗と移動】・移動したタイルが複数のタイルと隣接した場合、サルから時計回りの順番
(サルは一番最後)で力くらべをしていきます。
・同じ動物どうし
(サルを除く)の場合はタイルの数字をくらべ、大きい数字のタイルが勝ちます。数字も同じ場合は引き分けで、何も起きません。
[秘密の抜け穴]ボード上の4つの秘密の抜け穴のいずれかに、移動または移動させられた場合、そのマスから時計回りに空いている、別の秘密の抜け穴に移動して終了します。もし、その一つ先の抜け穴にタイルがある場合は、その次の抜け穴に移動します。
なお、他のすべての抜け穴にタイルがある場合は何も起きません。
秘密の抜け穴に移動、または移動させられた場合に、
相手のタイルと隣接していた場合は、
力くらべをせずに次の抜け穴への移動が優先され、移動終了先の抜け穴で相手のタイルと隣接した場合は力くらべをします。
[注意]
力くらべのあと、別のプレイヤーのタイルと隣接すると、新たに力くらべを行い、それによって
元のマスに移動させられると、負けたはずの相手のタイルを進行方向へ押し出すことができます。
[例]の図も変更【タイルの獲得】・ボードの外へ押し出されたタイルに
隣接して押したタイルのプレイヤーが獲得します。
[例2]の図も追加今回のルール改訂には、世界中のボードゲームを1,200種類以上コレクションされており、2004年には世界中で愛されているボードゲーム『カタン』世界大会で日本人初の第3位、また今年は『カルカソンヌ』という世界的人気ゲームの『カルカソンヌ日本選手権』への出場権も獲得されており、そして現在、有馬玩具博物館の学芸員でもいらっしゃる『高橋勝巳さん』に御協力頂きました。高橋さんがおっしゃるには
「OSUは魅力的なゲームです。どうなるか分からないけど、やっちゃえ!と動かしたくなる、カジュアルなゲームで、テレビゲームでいうと、初期のWillみたいな感じ。
スマッシュブラザーズや対戦ボンバーマン的な。なので、とても日本人的というか、テレビゲーム世代の人間なら子供でも遊びたくなるんじゃないかと思いました。」とのこと。
神戸市は、デザイン都市を目指して創造活動支援事業「
KOBE DESIGN HAB」をスタートし、8月には「デザインクリエイティブセンター」という施設が開設される予定で、現在、高橋さんはその「デザインクリエイティブセンター」のセミナーの題材となった「ハッタリくん(仮)」という、御自分で考案された創作ゲームを秋のゲームマーケットに出展される予定だと伺っています。
既に50回以上のテストプレイも行われており、参加したテストプレイヤーも100人を越えたとのことで、今までにないこの協力型ブラフゲームは、おそらく秋のゲームマーケットでは話題になること間違いなしです!!
尚、高橋さんは「よ〜いドン!」という関西の人気テレビ番組の人気コーナー、
『となりの人間国宝さん』やNHKの番組にも出演され、現在、ボードゲーム会のカリスマ的存在である
『ボードゲーム研究会』主催の
『カワサキさん』がパーソナリティの一人をつとめていらっしゃる、大人気Webラジオ
『ボードゲーム研究室!』にもゲスト出演されており、近日中に配信される最新回では
過去に類を見ない、2回目のゲスト出演も果たされています。
高橋勝巳さんという凄い方に『OSU』のルールを検証して頂いたおかげで、以前にも増して、『OSU』は魅力的なゲームになりました。
まだ、遊んでおられない方は、是非この機会に『OSU』に触れて見て下さい。
予測不能なゲームの面白さを体験できます。