遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。(もう2月になっちゃいましたw)
旧年中は『ワードミノ』『宇宙逃げろ第2版』『新版 八人の魔術師』『ワーデミック』をリリース致しました。
特に『新版 八人の魔術師』『ワーデミック』の2作品につきましては、正式にはリメイク作品ではありますが、せっかく一から手を入れるならと、ずっと念願だったイラストレーターのたかみまことさんにアートワークをお願いした結果、当初の期待以上のクオリティで、無事に製品化することが出来ました。
これからも1人でも多くの方々に楽しんで頂ける作品をご提供出来るよう精進して参りますので、どうか本年も宜しくお願い致します。
さて、令和2年の第1弾は、2014年に『大蛇のえじき』で鮮烈なデビューを飾り、近年では昨年にフランス語版まで発売された人気作品『似顔絵探偵』、や推理ワードゲーム『コードゼクスクロス』でお馴染、Joynt Game Factory【ク09】のおーつぼじゅうじんさんの新作『ドッグタッグトリック』を、昨年のワーデミックに引き続き、3月8日(日)にインテックス大阪にて開催される『ゲームマーケット2020大阪』にて、先日ブース番号の発表がありましたが、ゲームNOWA【シ01-02】からリリースすることになりました。
昨年の秋におーつぼさんが主催されているゲーム会で初めて遊ばせて頂きました。
おーつぼさん自身、初の※トリックテイキングゲーム(以下、トリテ)とのことでしたが、トリテと変則大富豪を掛け合わせたような、今までにない体験がずっと胸に焼き付いていました。
その数ヶ月後、また新しいトリテを思い付いたとのことで早速遊ばせて頂いたところ、あのインカの黄金の「進むか?、引き返すか?」の度胸試しを上手くトリテに組み込んだ、とても盛り上がる良いゲームでした。
こちらも来月開催のゲムマ大阪でJoynt Game Factoryから『アナフラ騎士SHOCK!』というタイトルでリリースされます。
おーつぼさん的にはアナフラ騎士SHOCK!の方に気持ちが寄り気味だったこともあり、ここは持ち前の粘りとこのゲームへの想いをおーつぼさんにぶつけたところ、イラストに時間を掛けたこと等も考慮して貰えるのなら、また「かぶけんさんなら」ということで正式に打診してくださいました。
その後、主にこちらでテストプレイを繰り返し、システム周りやカード構成の見直しを始め、3〜5人というプレイ人数でどの人数でも遜色なく楽しめるような作品を目指しました。
そしてお互いのテストプレイで出た意見にも耳を傾け、最終的にはおーつぼさんとの二人三脚で無事完成に辿り着きました。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です!


ドッグタッグトリックでは、「ドッグフェスティバル」で行われる様々な競技種目にワンちゃん達を出場させて優勝に導き、見事「金のドッグタグ」を手にすることを目指します。
その競技種目とは?
種目はメイン種目とサブ種目に分かれています。

【メイン種目】3種類
2枚のカードの数字を組み合わせて、ポーカーでいう「役」を作ります。
■@五大(5の倍数)
■A同小(同じ数字)
■B連小(連番)
【サブ種目】1種類
1枚のカードの数字で競います。
■C単大(1つの数字)
タイトルにもあるとおり、このゲームは「※トリックテイキング」という、主にカードゲームの遊び方の一つです。
※詳細については上記をご覧ください。
このゲームでは「トリック」と呼ばれるミニゲームを誰かの手札がなくなる(ラウンドの終了)まで行うのですが、最大の特徴は、各プレイヤーは1回のトリックで最大2枚までカードを出せることです。
どういうことか?
各トリックでは最初のプレイヤーが2枚出した場合(メイン種目)、例えばそれが@五大なら、それ以降のプレイヤーは同じ@五大を出せば、メインの得点争いに参加できるのですが、それ以外のA同小やB連小を出した場合、そもそも、メインどころかサブ種目にも参加できません。
ところが、C単大であれば、@五大でなくてもサブ種目として得点争いに参加できるのです。
そしてそのトリックの勝者が次のトリックで最初に好きな種目でカードを出せます。
そのとき、メイン種目で出さず(3種類のどの種目も出せない、残りの手札が1枚しかない、後のことを考えて戦略的に出したくない等)に、サブ種目のC単大で出し、次のプレイヤーがメイン種目のいずれかで出した場合、その種目でメインの得点争いを行います。
また、各ラウンドの最終トリック(誰かが手札を全て出し切ったトリック)で勝利すると、ビッグボーナスとして高得点が獲得できます。

さらに通常のトリテはトリックで獲得したカードはそのトリックの勝者がまとめてカードを手元に置いておくのですが、このゲームでは各自に配られた専用の得点カードで獲得した得点を記録していきます。
なお、このゲームではプレイ人数分のラウンドを行い、最終的に最も獲得した得点の高いプレイヤーが勝者になります。
■ドッグタッグトリックのセールスポイント
・2枚出しでメインの得点争いに絡むか、1枚出しで堅実に得点を重ねるか、最終トリックまでのプラン立てとその攻防が熱い。
・誰かの手札がなくなるとそのラウンドが終了するため、後半の緊張感がたまらない。
・メイン種目の組み合わせを考えるのが楽しい。(出すときに種目名を宣言します)
◎全36種類の犬のイラストに、犬好きは勿論のこと、そうでない方も癒されること間違いなし!(作者おーつぼさん、渾身の描き下ろしです)

【LINEスタンプ】
現在、作者のおーつぼさんが描かれた『犬の気持ち・ドッグタッグスタンプ』という、LINEスタンプも発売中とのことです!!
ドッグタッグトリックのマニュアルはこちら
【取り置き予約】
現在、製品版に少なくとも必要なコンポーネント類について、全ての入稿を終えました。
大きな事故等がない限り、当日には間に合うと思いますので、その他の作品と併せて取り置き予約を開始致します。
※ゲムマ大阪中止に伴い、取り置き予約を終了しました。
【告知】
白二十皐様主催のゲムマ大阪試遊会『ぷりぼ〜ど』2/24(月・祝)に本作でエントリーさせて頂きました。
他のサークル様の新作、人気作もゲムマ前にいち早く遊べるイベントですので、気になる方はぜひこの機会をお見逃しなく!!
【お詫び】

間もなく店頭やお手元に届くと思われるゲムマカタログですが、当初、本作が予定していたタイトル、価格等が異なってしまったことをお詫び申し上げます。

現在はTwitter等で公開中の上記となり、他の作品については変更はありません。
【ゲムマ公式サイト】
ゲームマーケット公式サイトへも情報をUPしました。
このブログと重複しますが併せて確認して頂けると幸いです。
◇ゲムマ公式サイト◇
こちらのゲーム、購入を検討中なのですが
勝敗やポイントの決め方が少しわかりづらいと思い質問です。
誰かが手札を0にした時はメイン種目で1位が5pt、2位が1pt、サブ種目の勝者が5ptでよろしいのですか?
マーク?(色)の優先順位も書かれていますが、合計値が同じ数字の2枚のカードが出された時、大きい数字のマークか小さい数字のマークかどちらを比べるのでしょうか?
ゲームNOWA のかぶけんと申します。
長い間、お問い合わせに気付かず、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
誰かが手札を使い切ったトリックが「最終トリック」となり、このトリックだけメイン種目の1位のみが5点(通常トリックでは、1位3点、2位1点)サブ種目の1位のみ(通常トリックと同じ)が1点獲得します。
マークを比べる場合ですが、どの種目で勝負したかによって比べる数字が異なります。
【メイン】
・五大(2枚の数字の合計が5の倍数)は2枚のうち大きい方
・連小(2枚の連番)は2枚のうち小さい方
・同小(2枚の同じ数字)
【サブ】
・単大(1枚の数字)
メイン、サブに限らず、そのトリックで勝負した数字が同じだった場合のみ、マークを比べて判定します。