昨年大好評だった『 創作ゲームのアートワーク展 2012 KYOTO 』から1年!
今年も来月から京都烏丸のAKIKANにて1ヶ月間開催される『創作ゲームのアートワーク展 2013 KYOTO 』 にゲームNOWAも参加が決定しており、先日ようやく展示作品が完成、搬入手続きも済ませて何とか肩の荷も下りました。

製作途中の『ぴったりヤドカリモビール』
そこで今回はGM2013春で出展した新作『ネラッタ/ナランダ』の改訂及び追加ルールが出来ましたのでご紹介したいと思います。
■ネラッタ-改-
数少ないネラッタファン必見!!
1.手札の枚数を5枚から6枚に変更
2.連続攻撃
3.クラッタのダメージを2点から3点に変更(2014.4.7 追記)
・攻撃側は攻撃した際、防御側に反撃されなければ、続けて残りの手札で攻撃することが出来ます。(最初の攻撃と併せて2回まで可能)
その後、攻撃側、防御側の順に手札を6枚になるまで補充します。
上記以外は現行ルール通りです。
1.手札の上限が1枚増えたことにより、これまで出せる頻度が低かったネラッタの強攻撃の一つである『ハネラッタ』が出しやすくなり、派手な殴り合いも可能に。
2.連続攻撃が成功すると例えば、

場札の赤5に対して
《1回目の攻撃》青0、青1、青4でハネラッタ(2ダメージ)
新たに青4が場札となり、
《2回目の攻撃》黄2、赤0、赤2でネラッタ(1ダメージ)
を放ち、2回目の攻撃も反撃されなければ、1手番で計3ダメージ、もしハネラッタ×2なら4ダメージ与えることも可能です。
3.当初はクラッタ(2ダメージ)はネラッタ(1ダメージ)の強攻撃であるハネラッタ(2ダメージ)よりさらに反撃が困難な攻撃としての位置付けでしたが、ハネラッタとの区別化を図るために3ダメージに!
手札が6枚になったことでよりスピーディに、また連続攻撃という新たなルールにより攻撃の幅が広がり、クラッタでの一発逆転という展開も含めて、より戦略的になったと思います。
(2014.4.7 追記)
■ナランダ-HEXAGON-
・ゲームで使用する計54枚の数字カードの中からランダムに赤、青、黄のカードを各色2枚ずつ計6枚抜き出します。
・抜き出した6枚のカードをシャッフルし、裏向きのまま場の中央に置きます。
・最適な方法で決まったスタートプレイヤーは、6枚の数字カードの1番上の1枚を表向きにします。
それ以降表向きにしたカードは既に表向きのカードに隣接させ、同じ色なら2枚分空けるように配置していくと次のような六角形になります。

・残りのカードを良くシャッフルして各プレイヤーに3枚ずつ配ります。
・余ったカードは六角形に配置されたカードの脇に山札として置きます。
・この状態でスタートプレイヤーから時計回りにプレイしていきます。
※1. シンボル付きの4及び5の数字カードが含まれるサゲッタリ(相手が2失点)は採用せず、他の数字と同様、サゲッタ(相手が1失点)のみ採用します。
※2. このルールでは獲得する得点が得点表示カードに表示されている『29』を上回ることがあり、その場合2周目以降は『0』を『30』としてプレイして下さい。
上記以外は現行ルール通りです。

例えば、手札に赤1、赤4、青4があるとします。上図の場面で
・赤1を赤5の上に出した場合、『102』のランダリ(2点)と『132』のランダ(1点)で計3点
・赤1を赤3の上に出した場合、『120』のランダリ(2点)と『123』のナランダ(2点)で計4点
・赤4を赤5の上に出した場合、『432』のナランダ(2点)のみ
・赤4を赤3の上に出した場合、『423』のランダ(1点)のみ
・青4を青0の上に出した場合、『453』のランダリ(2点)と『423』のランダ(1点)で計3点
・青4を青2の上に出した場合、『435』のランダリ(2点)と『432』のナランダ(2点)で計4点
というように現行ルールに比べて選択肢が増えるため、若干テンポが遅くなりますが、1手番で2種類の手役が望めるという点は、得点が大きく動くので逆転勝ちのケースも多くなって、より楽しんで頂けるのではないでしょうか。
図の例ですが、「赤3」の上に重ねる形で「赤2」を置いたとします。すると、赤2の両隣りと合わせて、3枚合わせて2のスリーカードができます。これを役としてみなすのでしょうか?
よろしくお願いします。
おっしゃるとおり「サゲッタ」という役の完成です。
相手は1点失います。