8月に京都烏丸で開催された創作ゲームのアートワーク展 2012 KYOTOのレポート以来の更新です。
その後も9月22日(日)に行われた第一回ボードゲームフリーマーケットin京橋という関西初のイベントに参加し、持ち込んだ35個のゲーム中、残ったのは1個だけで、ほぼ完売でした。
スタートしてから約1時間チョイでの出来事で、予想以上の来場者に驚きました。
今思うと、スタート時の陳列したゲームの写真を撮っとけば良かったと少し後悔しています。
ゲームを購入して下さいました皆様、有難うございました。
この売り上げは、新作ゲームの製作費に充てさせて頂きました。
また、このイベントの様子はいつもお世話になっているボードゲーム研究室!の放送や、てづくりボードゲームチームたなごころさんのブログをご覧下さい。
さて、本題ですが、来たる11月18日(日)東京都立産業貿易センター 台東館 4階・5階・7階(1/2)にて開催されるゲームマーケット2012秋に
ゲームNOWA/ブース番号418も出展します!
新作のタイトルは、既に発売されている公式カタログでは『ヤドカリ』となっていますが、ガラッと変わりました。
その名もぴったりヤドカリに決定!!
ぴったりヤドカリ
パッケージおもて
パッケージうら
ゲームに登場するユニークなキャラクター達は、前作
テストプレイでも、ゲームのテーマにキャッチーなイラストがまさにぴったり!と大好評で、数々のイベントに加え、漫画の連載というお忙しい中、無理を言ってお願いした甲斐がありました。
このゲームは、以前から製作を進めていた、相撲をテーマにした2人用ゲーム『おすもうさん』が行き詰まり始めた7月、お風呂の中でふと浮かんだ『ヤドカリ』をテーマにゲームを作りたくなりました。
それからは図書館でヤドカリの図鑑を借りてきて読みあさり、「ヤドカリの成長と貝がらの関係」、「イソギンチャクとの共生」、「天敵のタコ」をゲームに取り入れて、取り合えずセットコレクション系のゲームにしてみました。
が、セットコレクションであるにも関わらず、これがゲームの終了時には、殆どヤドカリが生き残らないという、非常に残酷なゲームで笑いだけはしっかり掴んだだけのゲームでした。
その後ゲーム会等に持ち込むも手応えが感じられず、セットコレクションからトリックテイキングに変更、また、最初は70枚近くあったカードを36枚まで減らしてテストを繰り返しました。
そして、今までに数多くのヒット作を手掛けていらっしゃる同人ボードゲーム/カードゲーム創作サークル、操られ人形館の常時次人さんのお力添えのおかげで、ようやく完成しつつあります。
なお、操られ人形館がこのGM秋に贈る話題作、王宮の歩き方は要チェックですよ!!
ぴったりヤドカリは36枚のカードを使って遊ぶトリックテイキングゲームです!!
全員が自分の手札から順番に1枚ずつカードを出し、その中で最も強いカードを出したプレイヤーが、すべてのカードを獲得するというトリックを9回(4人プレイ)ないし11回(3人プレイ)行います。
そして、トリックで獲得したカードから「ヤドカリカード」と「貝がらカード」でペアを作っていきます。
高得点の5点を獲得するには、ヤドカリの大きさを13大きくする『成長カード』が必要なのですが、ルール上、成長カードは最も低いヤドカリから順に使わなければならないため、3点ペアが確定している場合でもこのカードによって水の泡になることもしばしば。
もう、GM秋まで残り2週間ほどですが、出来る限りこのゲームを紹介していきます。
先日、ブログを更新する前に、巷でも面白いと評判の人気ボードゲーム系Podcast、“フラアバ” の愛称でお馴染、 フランとアバンと仲間たちにぴったりヤドカリを紹介して頂きましたので、宜しければお聴き下さい!!
それではまた!