あれよあれよという間にもう夏も終わろうとしていませんが…。放置しすぎましたw
6月以来のブログ更新です。
先日、京都四条烏丸のアートコミュニティスペース『AKIKAN』で開催されている、福井和也さん主催の『創作ゲームのアートワーク展 2012 KYOTO』の【1st Event】 OPENING GAME PARTY に引き続き、【2nd Event】 試遊ゲーム頒布交流会に参加して来ました。
この日も前回どころではなく、四条烏丸を40分も彷徨っていましたw
近くのコンビニで差し入れのお菓子を買い、11時頃にAKIKANに到着すると、入口にはいつも優しい福井和也さんが迎えてくれます。
そして会場内を見渡すと既に2卓ほどゲームが遊ばれており、左隅のテーブルではおなじみの顔が!!
大人気Webラジオ『ボードゲーム研究室!』のカワサキさんとヨシダさんです。
お二人にはそれぞれが主催されているゲーム会で大変お世話になっており、日頃の感謝の気持ちを込めて、私が布教中のゲーム『ラブレター』正式版をお渡ししました。

ラブレター正式版
もちろんあとから来られた『MoBラジ』のパーソナリティであり、『MoB会』の主催であり、『Meeting Of Board Games』のゲームデザイナーであるところの、宮野さんにも。
お二人としばし雑談していると、ヨシダさんから「カップルのお二人が『OSU』を遊んでおられますよ」と声をかけられ、ルール説明させて頂くと、すぐに理解されて遊ばれていました。
嬉しかったですね。こういう瞬間に立ち会うと「作って良かった!」と思えることが本当に幸せです。
この日は名古屋や横浜、東京という遠方からも凄い方々がお見えになりました。
その前に、忘れてはいけません。
私が初めてのゲーム会(ボードゲーム研究会)に足を運んだ時からお世話になっている、ボードゲーム好きで、この方の名前を知らない人はいないとも言われている、“インストの神様”ことTTBさんが綺麗な女性と同伴で来場されていました。
TTBさんがいらっしゃるだけで場が一気に賑やかになりますね。
横浜からは、5月のGM春でお会いしている、『ヴォーパルス』とその拡張セット『ヴィシャス』や『7th Night (セブンスナイト)』のアートワークでお馴染の長谷川登鯉さん。
驚いたのは、現在アートワークを複数手掛けていらっしゃるの中の一つである『ふしぎの森のおんがくたい』以外も色んな珍しいゲームの中でもひと際目立つ大きなゲームをトートバッグに入れてお持ち頂いたことです。
『コリントコンストラクション』
作者は『ふしぎの森のおんがくたい』と同じ『さとーふぁみりあ』のさとーさん。
各プレイヤーが自分に有利になるように4種類のコリント台のパーツを買い集め、それを組み立てて、各自が購入した様々なタイプの玉をはじいて、得点を競うゲームです。詳しい内容はこちら。

コリントコンストラクション。
磁石のピンなどもあり、鉄の玉だとミスショットでくっつきます。
名古屋から来られた、あの『ヴォーパルス』『ヴィシャス』のゲームデザイナー、『I was games』の大爆笑カレーさんが綺麗な奥様とご一緒にこのゲームに参加されました。
最後に弾いた3倍元気玉が見事、自分の掛けたポイント枠に入り、ぶっちぎりの勝利でした!
ちなみにPodcastの『ワンドロートーク』にゲスト出演されている長谷川登鯉さんと大爆笑カレーさん。
名古屋と言えばこの方、最近の私の元気の源にもなっている、ボードゲーム系Podcast、『フランとアバンと仲間たち』のアバンさん。前回の【1st Event】 OPENING GAME PARTY 、先日の大イベント『第1回大ボードゲーム研究会』に引き続き、何と今月3度目の関西上陸!
【1st Event】 OPENING GAME PARTYでの自己紹介の際、「えー、うそ?あのアバンさんが来てる!!」と大人げもなしに発した自分に渡せなかった名刺を渡すのが、真の目的だったとかw

気合いの入ったセンスのいい名刺と『フラアバファン第1号』という名誉まで頂きましたw
さらに東京からはあのOink Gamesの佐々木準さんが…。
この時、ボー研のカワサキさんの「うぁわ〜、すげぇ〜、佐々木さんや!」はまだ耳に残っています。
オシャレなゲームを作る方はやはりオシャレでした。
私の好きな緑色のジャンパー姿がカッコ良く、奥様と二人のお子様と一緒にお越しになりました。
大物ゲストの来場も一段落したので、会場内にある休憩所で軽く昼食を済ませた後、前回、ほとんど観れなかった展示物を見学。
Oink Games(オインクゲームズ)さん

エセ芸術家ニューヨークへ行く
会場内でも遊ばれており、非常に盛り上がっていました。インストはもちろんTTBさん。
実は購入後も機会に恵まれず未プレイで、早く遊びたいゲームの一つです。

さるやま
場所を取らず、子供から大人まで楽しめるいいゲームです。ボスを目指すさるがカッコイイ!

スタンプス
クニツィア先生の名作「モダンアート」をここまで変えたデザインセンスはさすがオインクさん。
ゲームで使用する切手が前面に散りばめられたこの作品は必見です。

藪の中
デザイナーご本人が是非観て欲しいと言っておられた、この作品の発色の美しさ。
この写真では味わえませんが、ホントに美しいです。この斬新なデザインは素晴らしいの一言。
長谷川登鯉さん

トンネルズ&トリックス
作品で使用されたイラストやアイコン等を収めたこの1枚だけでも世界観が伝わってきます。
ちなみに長谷川登鯉さんの名刺は、この作品に登場するモンスターのイラスト入りです。

7th Night (セブンスナイト)
これは是非、生で観て頂きたいですね。まるで絵本に出てくるような妖精がとても可愛くて、遊ばれた方は長谷川さんのファンになってしまうくらい、素敵な作品です。
キュートなフェアリー駒は奥様がデザインされたもので、この作品はまさに愛の結晶。

ヴォーパルス/ヴィシャス
先程のセンブンスナイトとは打って変わって、重厚なイメージのロゴやアイコンが超カッコイイ!!
海外版が出そうな予感さえする『ヴォーパルス』。所有するも恥ずかしながら未プレイですw
宇佐美詠子さん

アダムとイヴ

HYKE

うそつきばかり

嘘つき村の人狼
そのゲームの良さを伝えるために、実際に遊ばれてどういう場面でわくわくしたか、それをポスターという形で表現されています。
個人的にはうそつきばかりのロゴや篠原遊戯重工さんのロゴのデザインにとても惹かれます。
今回のイベントにもご本人が来られていたのですが、お話しできなかったのが残念です。
ご縁があれば是非、創作ゲームのタイトルロゴをお願いしたいです。
TANSANFABRIK(タンサンファブリーク)さん

ファブフィブ:設定資料
若い頃は好きなアニメの設定資料集を買っていました。今年一番売れたゲームではなかろうかと、勝手に思っている『ファブフィブ』の貴重な設定資料を拝めることが出来てホント幸せです。

ファブフィブ:アニメーション
写真撮影ミスりましたw
本当はもっとコミカルなキャラクター達が動き回ってるシーンがいっぱいあったのに。
開催中はずっと流れていますので、とにかく観てもらいたいです。
高天原(Takamagahara)さん

みならいゆうしゃとまほうつかい
私の尊敬するゲームデザイナーの一人、高天原の田邉顕一さん×ぺけさんの作品です。
我が家では大人気の『黒猫タロット』もこのコンビ。ぺけさんの描かれるイラストによく癒されます。
この作品はぺけさんによるこのイベント用に描き下ろされたものです。迫力ありますよ!!
賽苑-saien-さん

HAU LA(ハウラ)
これまでに毎回あっと驚かせる作品を発表されてきた賽苑さんの代表作。
今回20個以上のハウラを使って展示されています。当然目立ちますよ!!
今後の作品にも大いに期待したいですね。
かわさきみなさん

OSUその1
イラストやデザインのお仕事以外に、現在漫画も連載中のイラストレーター、『かわさきみなさん』にOSUのパッケージイラストと動物のデザインを手掛けて頂きました。
これは最近ご本人の個展で使われている立体イラストです。
必要なパーツを重ねて立体感を持たせることで、イラストに奥行きを持たせてOSUの世界観を表現しています。
生でご覧になって頂きたいですね。

OSUその2
一つ作るだけでも大変なのに、2つ目も作って下さいました。
かわさきさんが得意とする動物の表情がより豊かになって、迫力さえ感じられる作品です。

OSU4人戦
これは『フラアバ』のアバンさんが4人で遊ばれてるところを撮らせて頂きました。
このあと行われた、ゲームデザイナーによるトークセッション中に、お腹が空いたとアバンさんがOSUのタイルを食べようとしてたとかw
その他にいつもボー研でおせわになっているくまごろさんやGM春でOSUを購入して下さったサークル倦怠期のblushさんも遊んで下さいました。

傾斜タイル
「OSUのタイルはどうやって切ったのですか?」よく聞かれる質問です。
タイルカット用に購入した裁断機ではタイルの厚みのせいで、上手く切れず、カッターナイフで四方を同一方向から、やや斜めに角度を付けて切ると綺麗に仕上がったので、腱鞘炎になりながらも再生産分を含めて、28セット切りました。
しばらく利き腕の指先の感覚が麻痺していましたw

手番マーカー
OSUの主役にふさわしい、サルのサルエル。「とても可愛いですね!」とよく言われます。
私自身もTwitterのアイコンに使用するくらいのお気に入りです。

OSU再生産分
このイベント用に頑張って作りました!

ボードゲームナビの一コマ
MoBGamesの宮野さんが見つけて下さった、 『ボードゲームナビ Vol.2』に掲載されている漫画の一コマ。
間違いなくOSUのタイルですw
次回でもう少し紹介してもらえるとうれしいなぁ。
大阪の日本橋にあるボードゲームショップ、キウイゲームズの店長さんの御厚意より店内で『OSU』が遊べるようになりました。
店内ではゲームが購入できるのはもちろんのこと、非常にゆったりとした空間にとても座り心地のよい椅子とテーブルが数多くあり、そこで充実したレンタルゲームが遊べ、その上ドリンクバーも利用できるという非常に有難いお店です。
日本橋に来られた際は、是非お立ち寄り下さい。
【残念ながら、タイミングを逃して写真が取れなかったデザイナーさんの作品の数々】
たなごころ(Tanagokoro)さん
壁に掛けたままで、あのセカイタクが遊べるという面白い試みは大盛況でした。
タイルの間に磁石、ボードには鉄板が入っているので、くっつく仕掛けになっています。
前回のOPENING GAME PARTY でも大人気で、UST配信でもプレイ風景が紹介されていました。
たなごごろさんのかえるさんのはしゃぐ姿がとても可愛かったです。
今回のイベントでも人気は衰えることなく、ボー研ラジオのカワサキさんとヨシダさんがセカイタクにハマっておられたのが印象的でした。
MoBGAMES(モブゲームズ)さん
『TURTLE&BUNNY』と『Mansion of the DEAD』は共に宮野華也さん(ゲームデザイン)×福井和也さん(アートワーク)の作品です。
そういえば、TTBさんとお連れのわとさんが、デザイナーの宮野さんのインストによる『Mansion of the DEAD』の3人戦で遊ばれていました。
滅多に同人ゲームは遊ばないというTTBさんに遊んで頂いた『Mansion of the DEAD』の宮野さんが羨ましいです。
ゴハンズ(Gohans)さん
須皇さん、ファイヤー2号さん・まるひゅさん、むしさん、渡辺伊織さんによるイラスト集団の方々。
『スカーミッシュ!ザ・スクランブルズ』ISA(こげこげ堂本舗) さん
『ブドーニア王のおふれ〜温泉に入りたいのじゃ!〜』清香・ISA(こげこげ堂本舗) さん
『宇宙密林』TROY-HORSE(トロイホース)さん
薫風(KUNPU)さん
『ヒットメーカー!』
番棚葵さん
『メイガス』
【ゲームデザイナーによるトークセッションが行われるまでに遊んだゲーム】
・コリントコンストラクション
・Tas Tas
・Oh!DANGO
・吸血鬼の夜
・OSU
・ファブフィブ
・ヤドカリ(仮)

Tas Tas
「ドミンゴ」というカードゲームをリデザインされた、木製タイルを並べて同じ絵柄をつなげて得点にしていくという簡単なルールで、子供から大人まで楽しめるゲームです。

Oh!DANGO
レシピ通りにダンゴを集めて得点していくカードセットコレクションゲーム。
比較的点数の高いカードを確実に集めて、結果1点差で勝ちました。

吸血鬼の夜
各プレイヤーは吸血鬼となり、場にいる様々な血液型の女性を獲物にします。
プレイヤーは同時出しで獲物を選び、獲物を襲うたびに変化する体力の差で、バッティングした際の決定権が変わります。獲得した獲物の血液型別に得点を計算して一番多いプレイヤーが勝利します。ゲームデザイナーのblushさんはアートワークもご自分でされたそうで、相方の大新さんといい、さすがは倦怠期さんです。
ファブフィブ
たしか9人であそびましたw
このゲームを遊ぶ時は『000』をいつも頭の片隅に置いてプレイしていますw
自分のライフがMAXになってカード分のダメージを、自分以外のプレイヤー全員に与えるってすごいじゃないですか!!(1度だけ『000』を出しました!!)
この日は4人目ぐらいに脱落し、ゲーム会でよくご一緒しているたなごころさんが、残り3人というところまで頑張っていらっしゃいました。
入手難だったゲームをガラッとここまで変えて、新しいファブフィブが生まれたことによって、それを多くの人が楽しめるようになったことがとても嬉しく思います。
これからも長く遊ばれていくことになるでしょうね。
ヤドカリ(仮)
秋のGMの新作にと作り始めたゲームで、生き延びるためにヤドカリは自分の成長に応じて貝殻を交換していかなければなりません。難敵のタコから身を守りながら、避けては通れない他のヤドカリとの戦いも。入れなくなった貝殻はもう役には立ちません。カードセットコレクション系のゲームですが、今の段階では殆ど生き延びることが出来ないという、まだまだ課題が多すぎる状態で、秋のGMに間に合わせるのは奇跡に近いですがww
そのような拙作ゲームにお付き合い下さった、雄図さん、宮野さん、てつとかげさん、そして大爆笑カレーさん、有難うございました。
このあと中津さん、宮野華也さん、長谷川登鯉さん、佐々木準さんという豪華な顔触れの、おしゃべり上手なゲームデザイナーによるトークセッションが2時間近く行われ、普段中々聞けない製作秘話や今後の予定といった内容等で、会場は大いに盛り上がっていました。
そうこうしているうちに、この日の大雨による電車のダイヤの乱れが気になり、中津さんとblushさんの3人で会場を後にしました。
帰りも来た路線で帰れば良かったのですが、JRを選んだために、京都では大幅にダイヤが乱れており、普通電車で大阪まで行く途中、blushさんと紅茶の話や、blushさんの相方、大新さんの話で全く退屈しなかったです。
結局、思ったほど遅くならずに余裕で帰宅出来ました。
『創作ゲームのアートワーク展 2012 KYOTO』を主催して下さった福井和也さん、TANSANFABRIKさん、AKIKANさん、I was gamesさん、出展参加者の皆様、そして会場に足を運んで下さった一般参加者の方々、
本当に有難うございました。
多くの展示作品やゲームを通じて多くの方々と触れ合えたことを心から感謝しております。
8月いっぱいまで開催されていますので時間のある方は、是非、ご覧になって頂きたいと思います。