2012年05月19日

ゲームマーケットに行って来ました!A

『ゲームマーケット2012春』が始まりました。
今回は委託販売とはいえ、前回のゲームマーケット大阪でのイベントスペースのみでの出展とは、比べ物にならない緊張感が身体に走ります。
相方の宮野さんの『マンションオブザデッド』(以下MoD)は30個作って既に半分以上の予約が入っているという人気ぶり。反対に予約を取って一つも入らなかったら意気消沈してしまうであろう自分の性格から、結局予約を取らなかった全20個の『OSU』
どれだけ購入して頂けるのか不安と期待が入り乱れながら、気が付けば、今か今かと待ち焦がれていた大勢のお客さんがなだれ込んで来ました。

数分後にはお隣の高天原さんに予約やそうでないお客さん達がやって来ます。
それから宮野さんの『MoD』も予約以外に次々と売れて行きます。
『MoB通』を買って行かれるお客さんも多く、宮野さんとお姉さんも大忙し。
その二つ隣りのみさき工房さんには行列が出来ていて4人のスタッフのフル稼働ぶりには目を奪われてしまいました。
そしてお昼ごろには『MoD』が完売。

『OSU』はというと1卓試遊するスペースを頂き、いつでもゲーム説明出来る体制でスタンバイ。
販売ブースの前では、パッケージのイラストを気に入って、そのまま購入して行かれたお客さんが最初で、以降少しづつではありますが、試遊されてから買って下さるお客さんも増えて、言葉にできない嬉しさが込み上げて来ます。
その後、落ち着いた時点で、宮野さんから「かぶけんさん、予約したゲームの引き取り、行って来てもらっていいですよ!」とお声が掛り、結果、『OSU』の売上げの殆どがこれらに消えてしまうほどの量を引き取りに行くことに。

購入したゲーム(戦利品)(順不同)

オインクゲームズ
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GM購入特典のオインクダイスとスコアボード巾着欲しさに「さるやま」「藪の中」を購入。実は既に「さるやま」はもう1個あり「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」と一緒に通販で購入済。「藪の中」も旧版とはまた別にコンパクトサイズが欲しかったので。
作者の佐々木さんとはGM大阪でお会いして以来で、気になる「さるやま」の生産数をお聞きしたところ、企業秘密で教えて頂けなかったのですが、面白さはお墨付きだし、あのオリジナルとは比較にならないくらいの手軽さとオシャレ感なら結構な数を作っても売れるでしょうから、そこそこの数は作っているでしょうね(笑

TANSANFABRIK
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4月に初めてゲーム会でオリジナルのFABFIBを遊び、「こんない面白いのに絶版とはなんて残念な…」と思っていたところ、TANSANFABRIKさんがこんなにPOPでおしゃれなゲームに仕上げてもらえるとはさすがとしか言いようがありません。嬉しい限りです!!
おまけのバッジは広報の方の話では、T-シャツの次にいいということで当たり柄だそうです。
「FABFIB」は「さるやま」と並んでかなりの数が売れたでしょうね!

Product Arts
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「COMPANY:BOCG」を引っ提げ、3月のGM大阪では短時間で完売という衝撃的なデビューを果たした、世界水準のボードゲーム製作に挑む 若き獅子、坂上さん。
コンポーネントにとことんこだわり、長い間絵を描くことから遠ざかっていたにもかかわらず、イラストまで御自分で描かれたことに敬服したいです。
イケメンで、1年中ポロシャツが良く似合う風貌とその礼儀正しさに好感を持ちました。。
次回作も期待したいですね!

こげこげ堂本舗
こげこげ堂本舗.JPG



「ゲームデザイナーゲーム会」の動画を見た時、真っ先に購入したいと思ったのがこれでした。
創作ゲームプレゼン会@AKIKANでゲーム会でお世話になった福井和也さん曰く、
「細かい部分までテーマに沿ったデザインが素晴らしい!」
プレイ後の評価も大絶賛でした。あぁ〜、早く遊びたい!!

Chicken Dice Games
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京都にあるイベントスペース「AKIKAN」を本拠地に現在6名のデザイナーが結集したゲームサークルで、GM大阪では予約だけでほぼ完売という「アカプルコ」で鮮烈なデビューを果たした、宮野さん曰く「天才デザイナー」のN2さんの新作「ヴェルギナの太陽」。
「ボードゲーム、カードゲームのアートワークでお困りごとがありましたらお気軽にお声をお掛けください」という、絵が描けない人間にとっては神のような存在の福井和也さんの新作でキウイゲームズさんにもお店に置きたいと依頼があった「Oh! DANGO」を購入。あと大先輩のゲームデザイナー、北条投了さんチキンダイス(第2版)は手違いで後日受け渡しとのことでした。
このゲームはおすすめですよ!

77spiele
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ブース前に到着すると「ファラオの帰還」で作られたピラミッドの山にはもう残りわずか。予約してなかったら、まず買えなかったぐらいの売れ行きで、当日販売分は午後1時には完売したそうです。
手に取った瞬間、ここまでコンパクトだとは思いもよらず、その美しさは今回購入したゲームの中でも群を抜いており、デビュー作というのが信じられませんでした。残っていれば欲しかった、6コマでわかるルール説明を載せたチラシ「月刊ファラオの帰還」は既になくなっていました。

有限浪漫
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「あぶはち」。なんとも親しみやすいネーミングでまずそこに惹かれました。
「あぶはち」はアブストラクトと、ことわざの「虻蜂取らず」という、二つのものを同時に取ろうとして両方とも得られない、欲を出しすぎると失敗するという意味も含まれている気が…。
素晴らしいのはこのコンポーネントで、木製の盤面はしっかりしてコンパクトな作り(16cm×11cm)、またコマは堅めのコルクで、これらを足した重さがナント70gだとか!
それがスッポリ収まるオシャレなポーチ付きで500円は安すぎます!!
結果、95セットがお昼には完売したそうですが、何とも羨ましい話ですね。
でも安いだけではアブストラクトゲームは売れないと思います。
盤面やコマのデザインの美しさはもちろんのこと、特筆すべきはシンプルながら練りに練られたゲームシステムにあります。
アブストラクト好きとしては長く遊んでいきたいゲームです。

I was game
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「ゲームマーケット2011秋」に再版され400個(以上?)が完売したというドラフト式カードゲーム「ヴォーパルス」の拡張セット『ヴィシャス』と、「シャドウハンターズ」のデザイナー、池田康隆さんがデザインされた「7th Night (セブンスナイト)」を購入しました。
アートワークは「ヴォーパルス」「ヴィシャス」手掛けられた長谷川登鯉さんで、今回、I was gameさんで委託販売される特別版になるそうで、美しいイラストはもちろんのこと、パッケージやラベルの作成・印刷、また内容物のフェアリーこまは奥様が手掛けられ、カードスリーブ装着のままのカードの角丸化工も奥様と二人三脚で70セット以上も作られたとお聞きしました。もちろんどちらの作品も完売で、予約していなければ購入出来なかったはずです。
夕方には我らの『MoBGAMES』にも足を運んで声を掛けて頂き、『OSU』の4人プレイの写真もツイートして下さいました。「7th Night (セブンスナイト)」はボードゲーム研究室!のヨシダさんがプレイ済みで、とても気に入ってらしたので早く遊んでみたい作品です。

カワサキファクトリー
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「ノーラックポーカー」
こちらも上記の「すしドラ!」同様、「ゲームデザイナーゲーム会」の動画を見て、大好きな二人用ゲームで、何といっても作者が、毎年優れた作品を発表されている川崎 晋さんなので、期待大のゲームだと思って迷わず購入。フェルト印刷に興味があり、ゲームデザイナーゲーム会では印刷に苦労されたエピソードも他の動画に収録されていました。この作品も当然完売でした。

骨折ゲームズ
骨折ゲームズ.JPG

「アンモナイト」
ブースに到着後、自分の名前を名乗って予約時に貰った合言葉を答えると、作者の本間直樹さんから「取り置きしております。1番に予約して頂いて有難うございます。」というお言葉。
本間さんの印象はオシャレで優しい、まさに紳士でした。
本間さんの発表される作品は大人気で入手するのが困難だと思っていたので、このアンモナイトを購入出来てラッキーでした。
このゲームはボードゲーム研究室!のナオエさんが気になるゲームとして上げられていました。
本間さんの作品は「パレード」のみ所有で、今回、自分は『OSU』を発表しましたが、同じ動物を扱ったゲームの「リターン・トゥ・サバンナ」 「サバンナタイル」 「ドナドナ」がとても興味深く、一度は遊んでみたい作品ばかりなので、もし機会があれば生きている間にプレイしたいですね。

高天原
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「みならいゆうしゃとまほうつかい」
この道のスペシャリスト、たなやんさんの最新作になります。
今回『OSU』を無事出展することが出来たのも、前回のGM大阪で出展するまでの道のりが厳しく、何度も挫折しそうになった時にあらゆる方面で助けて頂いた、たなやんさんのお力添えがあったからです。
「始めなければ、始まりませんよ!」
これは「やはり自分にはまだ無理だ!今回は見送ろう。」とほぼ絶望しかけた時に掛けて頂いた言葉で、今の自分の支えになっています。
今回、絵師さんを二人起用されており、モンスターの絵を手掛けられたぺけさんの絵のファンで、中でも「黒猫タロット」は我が家でも友人の間でも手軽さとイラストの可愛さが受けて、よく遊ばれている人気作品です。
なので「たなやんXぺけさん」というだけで購入意欲が湧き、24枚しか使用しない協力ゲームということでどのような展開になるのか、今から期待してます!

TUKURUKA
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「カルマノルマ」
午前中に少し時間が出来た頃、GM大阪でお世話になったAquariaのお二人、cobinさんとハリマオさんがブース前に来られて、楽しくおしゃべりしている間、購入されたゲームの話になり、中でも前日遊ばれた「カルマノルマ」が一押しで、あのたなやんさんも面白いといっておられたようなので、売り切れる前にブースへ走りました。
驚いたのはツクルカさんのブースにGM大阪で『OSU』を長い時間試遊して頂いた方がおられ、その時の感想を聞かせて頂き、「こんなこともあるんだなぁ」と縁というか人との繋がりを感じました。
ツクルカの作られる作品は非常に個性的で、前回発表された「ジャンケン カードゲーム ファイブ!」も版画をあしらったデザインに惹きつけられ、今回も「死神」が一癖も二癖もあるデザインで得点を表すのがマッチ棒という斬新なアイデアが気に入りました。推奨人数が4人なので、まだ我が家で遊べないのが残念ですが、ゲーム会に持ち込んで遊んでみたいですね。

カナイ製作所
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「Love Letter」
2人〜4人までで遊べて16枚で出来る「クク」のようなゲームで非常に切れがある、よく出来たゲームらしく、カナイ製作所さんのブースでテスト版が配布されているとハリマオさんにお聞きし、ハリマオさん自らお持ち頂いたゲームです。
内容はプレイヤーは姫に恋した若者になり、保持できるわずか1枚のカードを上手く選択し、見事姫、もしくは姫に最も近い者に恋文を託せたプレイヤーが勝利するというゲームで、他のプレイヤーはそれを奪い取って相手を脱落させようと狙っています。
テーマがいいですね!
またカナイ作品には杉浦のぼるさんのイラストが欠かせないくらい素敵な組み合わせだと思っています。
カナイセイジさんの作品は「舞星」が特に好きで、テーマとデザインが合致した、雰囲気のあるゲームで一時期、仲間内でよく遊びました。枚数が少ないゲームだと「大商人」が未プレイですが、評判がいいので機会があればこれも遊んで見たいです。

サークル倦怠期
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「バベルの塔」
サークル倦怠期のお二人(実は影の大将がいるらしい?)、大新さんとはTwitter、blushさんとは宮野さんの『MoB会』で知り合って、現在も良くして頂いてる方々です。お二人は「ボードゲーム研究室!」「MOBラジ」という人気Webラジオにもゲスト出演する程の人気と実力を兼ね備えた若者で、近い将来、海外でも評価されるゲームデザイナーになっているのでは、と一人勝手に期待しています。

「卑怯なコウモリ」で一躍有名になった大新さんの新作「バベルの塔」は最近、私自身が最も布教したい二人用ゲームで、Twitterでも呟いたのですが、この作品はルールが非常に簡単で、短時間で終わるので繰り返し遊べて、持ち運びが楽で、その上、オシャレ(☜ここ大事)という、まさに万人に遊んでもらえるゲームであることは間違いありません。
また、片腕が自由にならなかったり、視力を失った方でも工夫次第で誰もが同じように遊べるという、画期的なゲームだということです。
当然、私は予約しており、倦怠期さんのブースへ伺うと、blushさんから受け取った際に「かぶけんさん、『OSU』はまだありますか?」と思いもよらない言葉を掛けて頂きました。

『OSU』は20個出展して、15個購入して頂きましたが、14個はおそらく普段あまりボードゲームをされない方々だったような気がしており、唯一の1個がゲームデザイナーとして尊敬するサークル倦怠期の方に購入して頂いたことが今後の励みになります!
また大新さんが数回遊んだ感想は、「予測不能な連続性」が面白いと評価して頂いて、おそらく作者の私でさえ予測できない連鎖によって、「見通せない」「見落とす」ことこそが『OSU』の魅力の一つではないかと思うようになりました。
有難う!大新さん、blushさん。

『MoBGAMES』
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「マンションオブザデッド」
私のお気に入りゲーム「TURTLE&BUNNY」+拡張セットに続く「宮野X福井」作品第2弾は洋館を舞台にしたサバイバルホラーボードゲーム、『マンションオブザデッド』
ゾンビの移動が非常に良く再現されており、また、襲われると行われる捕食チェックがゲームを盛り上げる!迫りくる恐怖に立ち向かいながら洋館に隠された真相を暴きだし、無事脱出することが出来るだろうか?詳しいルールはこちら
「何でも描けます」という実に頼もしいデザイナー、福井和也さんがアートワークデザインに携わり、「生存者よりゾンビを描く方が楽しかった」という発言は今も記憶に新しく、舞台となる洋館をあしらったゲームボードの美しさは必見!
またアイテムカードの武器、銃器類の細部に至るまで描き込まれたイラストは本物にも勝ります。
一方、ゲームデザイナーの宮野華也さんは数日前までテストを積み重ね、ついに「マンションオブザデッド」を完成させました。
このゲームはテンポが非常に良く、中だるみがないので人数に関係なく遊べます。最後の得点計算に関わって来る銃器の数や生存者の数にも注意しないといけないので、ダイス運だけでは勝てません。

「季刊MoB通2012春号」
今まで作家を目指していたという宮野華也さんが1週間で仕上げたという季刊MoB通2012春号。
新作「マンションオブザデッド」の前日譚の特別書き下ろしは読み応えがあり、4コマ漫画はゲーム好きなら共感できるほのぼの感に酔いしびれるでしょう。
他にも粋な読み物が満載。
また有限会社ワンドロー様、株式会社オインクゲームズ様の美麗なフルカラー広告も掲載中。
これで300円は超お得!

その後、全ての予約したゲームを大き目のバッグに収め、再びブースに戻ると宮野さんが試遊を楽しんでおられるお客さまに「MoD」を説明しているところで非常に盛り上がっていました。
『OSU』も宮野さんのお姉さんの話によると、着実に購入されているという朗報も頂きました。
宮野さんの心遣いから試遊スペースを『OSU』のために解放して頂き、その結果、念願の4人プレイも行うことが出来て、閉館1時間前から閉館までに計3個、お買い上げ頂きました。

結果、『OSU』は20個中、15個もお買い上げ頂きました。
お買い上げ頂いた方々、試遊して頂いた方々にお礼申し上げます。
本当に感謝しております、有難うございました。
今後とも『MoBGAMES』『ゲームNOWA』を宜しくお願い致します。

5時になり、GM2012春は無事終了致しました。
来場者数は約3700人だったそうです。

この日、浅草滞在予定の私は大量に購入したゲームを梱包してゆうパック窓口へ向かい、ブースを手伝って下さった宮野さんのお姉さんと旦那さん、そして息子さんはここでお別れとなりました。
助けて頂いて有難うございました。

後片づけも終わって会場を出た我々は、10時に出発される予定の高天原の久音さんとマクドナルドで時間をつぶし、数時間後、久音さんと別れて予約しているビジネスホテルに向かいました。
ホテルでの手続きも終わり、宮野さんの部屋で今日の感想会をしたあと、宮野さんの戦利品の中から「バベルの塔」「ネコノス」「アダムとイブ」「さるやま」を遊びつくし、その後私が部屋に戻って、長い1日がようやく終わりました。

次回は「ゲームマーケットから一夜明けて」編をお送りします。

【告知】
「ゲームマーケット2012春」に出展した『OSU』は多くの方に楽しんで頂き大変嬉しい限りです。
現在5個の在庫がございます。
購入をご希望される方がいらっしゃいましたら、TwitterやDMまたは下記までご連絡下さい。
ゲーム会等での手渡しも可能です。
Twitter ID:@KABU_KEN65
Mail:kabuken215@gmail.com



posted by かぶけん at 05:46| Comment(0) | ゲームマーケット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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